夢を追い今を取るか、現実を見て将来の安定を取るか
多くの人が高校・大学・就職と自分の人生を考える機会があると思います。
そんな人生の岐路で何を選び、何を捨てるのかで悩んでる方に向けて少しでも助けになれたらなーと思って、僕の経験や考え方を書いていきます。
ちなみに、この問題に対しては最善はあっても答えはありません。
いくつかある選択肢から最後は自分で決めるのです。誰がなんと言おうと自分の人生ですからね(笑)
よければ最後まで目を通してみてください!
僕の人生の選択
僕は現在大学4年生の学生です(2019年9月現在)。世間的には就活生となります。
僕は、この年になるまで将来についてのことなんてほとんど考えてきませんでした。
高校受験の時は、そこそこの偏差値の学校が近所にあるという理由でその学校を選びました。大学受験の時は、ある程度高いレベルの学校を目指しましたが、どこも落ちてそれ相応の大学へ進みました。
そこから大学での3年間は特に夢やなりたいもの就きたい職など考えることもなく過ごしてきました。(たぶんほとんどの学生がそうだと思います?)
しかし、3年生の終わりには否が応でも将来について考えなければいけないのです!
お分かりの通り就職活動です!
何も考えずに生きてきた学生が、いきなり将来40年間勤める企業を選らばなければいけないんですね。
最近では、転職することも一般化されて転職を前提に採用する企業も増えていますが、それでも僕にはこの数ヶ月で考え決めるのはとてもじゃないけど無理でした。。
そんなまま一応周り合わせて就活をはじめてみたものの、やはりそんな状態で上手くいくことはなく、30社以上受けてきましたがことごとく不採用です(笑)
実は、元々僕は心の奥底で起業して自分の会社を持つことを目標にしていました。何がきっかけとかはないのですが、
『人生の成功を掴んでお金を稼ぎたい!』
と幼稚な考えですが本気で考えていました(笑)
そのせいか、ファーストキャリアに執着がなく、経験や人脈や自分の可能性を知るための企業に就こうと、とても曖昧でフワフワな軸で活動していました。
起業をするにしても起業して何をするか、何を目的とするか、どのくらいの規模感なのか、それを可能にするためはどんなスキルが必要なのかを大枠でも考えられていたら、もう少ししっかりとした軸を作れていたかもしれませんね。
企業の面接官は、そんな僕の考えを見透かしていたのでしょうかね?(他にも要因は多々あると思います。)
そんな中、僕が出会ったのは今やっているブログですね!
僕の性格や尊敬している方のお話から、企業に勤めるのは向いていないのではないか?そもそも企業に勤めることだけが全てではないのではないか?と、色々な疑問と葛藤の末にこの選択をしました。
長々と話し込んでしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございます(笑)
なぜこの選択をしたかは次の章へ!
夢を追うか、現実を見るか
前章では、僕がどんな選択をしたのかについて書きました。
本章では、その選択に至った理由、考えについて書いていきます。
最初に言っておくと、僕は結構曲がった考え方をしている気がします(笑)
それでは、いくつか理由を挙げていきます。
日本の就職活動のシステムに不満があったから
これはもう自分が上手くいかなかったからこじつけているだけかもしれませんが(笑)
僕は就活を続けているうちに思ったのですが、
『面接官は自分の良い所より、粗探しをしているんじゃないか?』
と、感じました。
企業や面接官によって違うのかも知れませんが、僕が受けた面接の例で言えば、
僕の趣味のいくつかが他人に影響されたものだと伝えると、面接官の方は、『人に流されやすいタイプなんだね』と決め付けられてしまいました。
僕はあくまで”趣味”は影響されただけであり、大切な局面では自分が決断してきました。
友達や人の趣味がたまたま好みだったので僕の趣味になったり、価値観に自分自身で共感できると思い、考え方を真似したりしただけだあって、決して人に趣味や価値観を押し付けられたわけではありません。
キッカケがたまたま人伝いだったというだけです。
しかし、その面接官ひいては就職活動において他人に”影響を受けた”というのは”流されやすい”とマイナスとして取られてしまう風潮があります。
少し極端ですが、決して感受性豊かで外部からの情報も許容する能力が高いとは取られることはありません。
また、これは就職活動のシステムへの不満ではないのですが、就職活動をしている上で感じたことです。
僕の性格上人に尽くすことを美徳としてしまうきらいがあり、顧客を100%優位に考え、こうした方が顧客にとっては有益だと思ってしまうのです。それを面接の際に質問すると当然ではありますが、『企業も企業である以上慈善事業だけでは続かない。あくまでビジネスとしてやっている。』という言葉に少しガッカリしました。
このことに関しては、全くもって人事の方が正しいのですし、世の中の企業のほぼ全てがそういうものだと思いますが、僕の心の奥底で小さな引っ掛かりとなり企業に対して少しマイナスのイメージが付いてしまい企業に属するのは向いていないのかも?と思うようになりました。
個人の力が必要な時代へ変化する
2015年~2017年辺りからフリーランス時代と囁かれている通り、これからは個人で稼げる力が重要になってくる時代に変わっていくと予測されます。
実際に2018年に政府は働き方改革の一環として副業を推進しています。それを受け、大手企業をはじめとする多くの企業が副業を解禁しました。
現代は多様な職業、働き方があります。
例えば、フレックスタイム制度、短時間勤務、リモートワークなどの時間や場所に囚われない働き方が広まっています。
こうした働き方から、時間に余裕ができ副業が可能になる(?)のだと思います。
副業はリスクヘッジにもなりますし、副業から新たな扉が開くチャンスが増え、更なる働き方を生み出すきっかけにもなりうると考えられます。
また、今後副業などからフリーランスで活動する人が増えれば、企業は自社に技術者を持つことを減らし、フリーランスに受注するという時代になることも無きにしも非ずだと思います。
企業としては人材を多く保有し人件費を払い続けるより、ひとつのプロジェクトの分の報酬をフリーランスに支払う方がコストとしては低く抑えられると考えられます。
こういった変化からもっと自由な働き方ができる社会になるといいですね~
もし、独立やフリーランスになろうと考えているようでしたら、時代の変化にもすばやく対応できるようにこういった社会の動きにも目を光らせ、タイミングを見計らうのも大切だと思いますね。
僕なりの将来の決め方
これはあくまで僕の考え方なので軽い参考程度に読んでください(笑)
いろんな方のいけんを
お金を稼ぐ4つの方法
これはキャッシュフロー・クワドラントと言い、ロバート・キヨサキ氏著の『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』と言う本に書かれていたものです。
キャッシュフローは”お金の流れ”を指し、クワドラントは”4分割したものの1つ”を指します。つまり、4つのお金の流れ=4つのお金の稼ぎ方ということですね。
この4つというのは、
の働き方を指します。
このクワドラントに属している人は、お金(給料)を会社などの組織からもらっている人を指します。このクワドラントに属する人は、同じクワドラントの人間に代替できることが特徴です。
いわゆる、会社員ですね。もし会社を休むことがあっても他の社員さんに代わりに仕事をしてもらうことが可能です。
このクワドラントに属している人は、自らが動いてお金を稼ぎ、自らを養っている人を指します。しかし、このクワドラントの特徴としては、自分が動かなくなると稼ぎはゼロと言うところです。
これは、その名の通り自営業をしている人ですね。エンジニアなどのフリーランスもそうですし、開業した医者や弁護士もそのひとつです。芸能人も属するんじゃないんでしょうかね?SはEとは違い、自分の代わりはいません。
このクワドラントに属している人は、自らでビジネスを起こし権利を提供し、権利収入からお金を稼ぐ人です。
これは、不動産のオーナーや、印税の入る作家、アーティストなどもそうですね。権利で収入を得るものなので、自らはあまり動かないため不労所得になります。EとSに比べると自らが動く必要はないので、時間的自由は大きいです。
このクワドラントに属している人は、お金を会社・ビジネス・土地・株などに投資することでお金を得ている人です。
投資家は、基本的に資本を買いその資本を増やしていきます。他のクワドラントとは違い、自分やヒトを動かすのではなく、お金を動かしてお金を得るといったものです。これに稼ぎの上限はなく最終形態のようのものですね(笑)
これらのクワドラントの詳しい話は今回は省略しますが、もっと知りたいという方は他の方の記事や、『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を実際に読んでみて下さい!
どの働き方を選ぶのか
本題はここからでして、このクワドラントの話をしてくださった知人の方がいまして、その方の話が僕の中の価値観というか概念を変えてくれたんですね。
どんな話だったかというと、もし自分の目標とする年収が1000万円だとしたらどの働き方なら達成できるかというものでした。
まず、年収1000万円というところでEである従業員という選択はなくなるわけですね。もちろんEでも年収1000万円を得ることは可能ですが、多くの職業や役職ではかなり厳しいものだと思います。
目標が1000万円なのにEに属していたら一生達成できずに終わってしまう可能性が大きいわけですね。そう考えると、就職して企業に所属して従業員になるのは時間を無駄にするだけなんじゃないのか?と思ったわけですよ。
従業員としてある程度社会的マナーや特定の技術を学んでから、他のクワドラントに移ることも考えたのですが、幾多のお祈りメールやサイレント不合格が積み重なり、完全に満身創痍でして、就職活動がある種のトラウマになってしまったんですね。はい、現実逃避です(笑)
すると、極論ですが僕の頭の中では既にSかBかIかの3択のみになってしまいました(笑)
さらに、Eのステップを踏まずに他のクワドラントに属することができるという点で考えると、Sの自営業者が妥当だと考えました。
BやIは初期投資が結構必要だと考え断念し、消去法でSが残ったわけですね。
就活をしていた時期に、人生のコトや働き方について考えていた時だったので、YouTubeで自己啓発のようなことを配信している方の動画を見ていまして、そこでブログで稼ぐことを知りました。
このこともあって、自営業(フリーランス?)としてブログを書いてみようというところに至ったわけです。
まとめ
今回は僕の経験や影響されたことを踏まえた僕なりの結論をお話させていただきました!
人の考えは千差万別なので、僕の話のすべてが正しいわけではありませんし、同意をいただけるとも思いませんが、少しでも将来に対して不安や疑問がある方の参考になればと思います。
僕は大学新卒を捨ててブロガーになると決めましたが、これはちょっと特殊なケースだと思います(笑)
やはり、一度就職して社会を経験することは大切だと思います。僕もそうできたら良かったのですが、心の弱さから諦めてしまいました。
就職することが大切だとはいいますが、どうしても『やりたいことがない』、『働きたくない』と思う人もいるでしょう。実際に僕のバイト先の後輩にそういう相談をされました。
そういう方は無理して就職する必要はないのではないのかな?と思います。
僕がその後の責任は取れないので言い切ることはできませんが、まずはやりたいことを探すことをおすすめします。やりたくもないことをやっても長続きしないかもしれないですし、やりがいを見つけることも難しいと思います。
ただし、やりたいこと探すでもなくただ働きたくないというだけでダラダラするのは避けていただきたいです。
フリーターになるにしても、野心や目標だけは捨ててはいけません。それを捨ててしまうと人生を捨てるようなものです。
小さなことでもくだらないことでもいいので目標を決めてください!
僕みたいに純粋に『お金持ちになって自由な暮らしをしたい!』という幼稚なものでもかまいません(笑)『時間に縛られたくない』、『ダラダラしていたい』というものでも立派な目標です!
その目標を達成するためにはどうすればいいのか、何が必要なのかを考えてみてください。選択肢は自分が思っている以上にあるはずです。そうすると、おのずと今やるべきことが見えてくるはずです。
後は、自分の目指すものに近い人が身近にいるようでしたら相談や教えを乞うことは非常に有益です。僕は就活中だったのでいくつかの企業のリクルーターさんに相談に乗ってもらってました。(企業にとっては働く意思のない人間に時間を割くのは無駄なのに、親身に相談に乗っていただけました泣)
とは言っても、自分の人生です。最後に決めるのは自分ですので良く考えてみてください!
この記事は、皆さんに発信すると同時に、自分にとっても初心に立ち返るために書いたという経緯もあるので、かなり自分語りになっているかもしれません^^;
そんな記事でも誰かの役に立つことがあると幸いです。
それでは!
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