以前の記事でUFOについて色々書きましたが、今回はそこでチラッと紹介していたディグロッケというUFOについての記事になります。
以前の記事を読んでない方は合わせて読んでもらうといいかと思います。
ディグロッケとは
出典:By WeskerX – Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=22076533
ディグロッケは、ナチスが戦時中に極秘裏に研究開発を行っていた航空兵器です。
見た目は高さ3.6~4.5メートル、幅2.7メートルで鋼鉄製の釣鐘を模した形になっています。
そのことから、別名ナチス・ベルとも呼ばれています。
戦後1940年代後半を皮切りにUFOの目撃が増えていくのですが、この釣鐘型の未確認飛行物体の目撃情報は多数報告があるんですよね。
そして、第二次世界大戦から約半世紀経った1997年、ポーランドの軍事ジャーナリストであるイゴール・ウィトコウスキーが旧東ドイツの秘密情報機関から流出したと思われる、ナチス親衛隊の尋問調書を閲覧したことで、この兵器の存在が世界に知れ渡ることとなったのです。
では、本当にナチスは現代技術でも表向きには開発不可能と言われるUFOの開発を成し遂げることが出来たのでしょうか?
ナチス・ヒトラーが求めた超古代技術
ナチスの総統であるヒトラーという人物は結構謎めいていまして、未来を見通す力があったなんて話もあります。
そんなスピってるヒトラーは、エジプト文明、メソポタミア文明、シュメール文明などの古代文明より遥か太古の昔、アヌンナキが地球にいたとされる時代の超古代の文明に魅了されていたのです。
いやー、最高にスピってますよね(笑)
一応、アヌンナキに関する記事も置いときますね。
帝王ヒトラーの思想を形成させた結社
ヒトラーが、いつから反ユダヤ主義のような思想を持つようになったのかは明確には不明ですが、
なぜヒトラーはこのようなスピリチュアルに興味を持ったかというと、「トゥーレ教会」の存在が大きいのではないかと思います。
トゥーレ協会というのは、1918年にドイツのミュンヘンで結成された秘密結社です。
元々は、ゲルマン騎士団という反ユダヤ主義者のカルト的な団体の非公式支部として設立されており、鉤十字と剣をシンボルマークとした組織です。
当初は、古代ゲルマン語の神秘を解読・理解することを目的とした神智学・神秘学研究集団であり、オカルト性の強い秘密結社だったのですが、次第に政治色が強まり、アーリア(インド、イランに定住した種族)主義を唱え、人種差別・反ユダヤ的プロパガンダを広めるようになり、のちの「ナチ党」になるわけですね。
政治色を強めたとはいえ、その一方では学者達を集めアジアの古代遺跡や古記録保存所から発掘した文献類を分析・研究させていたとも言われています。
ヒトラーは第一次世界大戦後に、トゥーレ協会と自由労働委員会が合併して生まれた「ドイツ労働者党」(のちにナチ党に改名)に入会するのですが、もちろんその会員達の多くに神秘主義に精通したオカルティスト達もいるわけなので、多大な影響を受けることになるんですね。
古代インドの叡智ヴィマナ
ヒトラー含むドイツ人はキリスト教を主とした国家だったのですが、ヒトラーは成長するにつれキリスト教に反発するようになり、ドイツ人がキリスト教に改心する前、古来ドイツ人とされるゲルマン人が本来進行していた宗教の復興を目指したのです。
このゲルマン人を始祖とする種族がアーリア人であるとされているため、アーリア人種の起源の研究を始めるわけです。
研究の結果、言語的な由来などから、アーリア人の起源はインド北部のチベット周辺の可能性が見いだされます。
こうしてチベットの調査に入るのですが、その中でヒトラーはチベット密教の超自然的神秘性に惹かれることとなります。
このチベット密教との出会いがディグロッケを生み出すきっかけとなるのです!
チベット密教とディグロッケにどんな関係があるかと言うと、チベットにも伝わる古代インドの二大叙事詩の話に繋がります。
古代インドの叙事詩には『マハーバーラタ』と『ラーマーヤナ』の二つが存在し、どちらも紀元前からの伝説をまとめられた作品です。
そこでは、神々の戦争についての物語が描かれています。
そして、どちらの作品にも空飛ぶ宮殿として「ヴィマナ」という釣鐘型の飛行兵器が描かれているのです。
Wikipediaより引用ーthesandiegomuseumofartcollection – Flickr, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=38310502による
ヴィマナはまさにUFOのように高速で飛行し、宇宙空間でも飛行を可能としているのです。
このヴィマナがナチスが開発したディグロッケの元となったのではないかということですね。
ただ、文献だけでこんな超技術を完成させるなんてのは現実離れしているので、チベットの遺跡などの調査・研究する過程で実物を手に入れたのではないかとも言われています。
実際ナチスは、チベット密教で言い伝えられる伝説の楽園シャンバラやアトランティスの文明の痕跡があるとされる南極に調査隊を派遣もしていたそうです。
この調査で超古代の叡智を手にすることが出来たのかは謎ですけどね。
あとがき
僕のイメージではヒトラーはもっと現実主義者だと思ってましたが、結構夢見がちな部分もあるのはビックリでしたね(笑)
でも、ディグロッケが開発されたかどうか関係なく、ナチスの科学力は当時はそれこそ世界一だと言っても過言ではないわけですから、超古代の文明は現代より発展しており、その一部をナチスは発見していたかもしれませんね。
ということで、今回はこの辺で!
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